自営業のカードローン審査のポイント

自営業はお金を借りにくいのでしょうか。確かに大手企業に勤めるサラリーマンなどに比べれば安定感がないかもしれません。

 

しかし売上が変動し、収入も変動するのが自営業ですからそれを補う道具であるカードローンを便利に使えるのはサラリーマン以上でしょう。ぜひカードローンを使って仕事の幅を広げましょう。

 

資金があれば引き受ける事が出来る仕事が資金不足で出来ないと言うのは本当にもったいない話です。生活費などと違って仕事のあと売り上げが上がれば一気に返済できるので、金利の負担感も少なく本当に便利な道具となります。

 

自営業がお金を借りるならやっぱりカードローン

もしサラリーマンで勤め人の場合にはお金を借りるとしたら、カードローンなどの他には使い道に応じた住宅ローンや自動車購入用のオートローンなどを利用することになりますが、自営業の場合にはそう言う融資のほかに事業資金向けの融資を利用する事が出来ます。

 

例えば政府の行っている日本政府金融公庫や自治体が行っている中小企業制度融資などがあります。これらは銀行や信用金庫が窓口になって申し込めるのですが、公共機関が行っているので営利目的ではなく、とても安い金利で借りる事が出来るのが大きなメリットです。

 

この中の日本政府金融公庫の場合は様々な融資プランが用意されていますが運転資金を比較的短期間借りることも出来ますし、設備投資の資金を20年返済と言うような長い期間で借り入れすることも出来ます。比較的長い返済期間を想定していますので、金利もかなり安くなっているのが特徴ですが、一般的に審査が厳しく事業内容の説明や計画書を提出して実際に返済していく事が可能なのか細かく審査されます。

 

また保証人や担保を付けるのが基本で、そうでない場合には保証協会を利用して別に保証料を支払うことで利用できる場合もあります。保証協会の保証料は一律ではなく審査によって変わりますし、かなり大きな金額になりますので、融資の金利が低くても保証料とあわせるとそれなりの金利になると考えて良いでしょう。それでもやはり公的融資はとても金利手数料が安く、大きな資金を借りる場合にはぜひ検討してみるべき融資だと言えるでしょう。

 

この他に銀行から直接借りる方法があります。銀行が独自に審査して銀行の通常の業務として融資してくれるわけですが、この場合でも事業計画の提出は当然ですが、確定申告の写しの提出などが必要で、事業内容を全て見てもらって、審査してもらう事になります。金利は銀行の判断しだいですので様々ですがやはり公的融資に比べると高くなりますが、その割りに面倒であることは減りません。

 

何れも申し込んでから実際の融資まで2ヶ月程度はかかるのが普通で、急いで資金が必要なときには間に合いません。

 

例えば商品を仕入れる資金が足りない場合などや、取引先からの支払いが遅れていて一時的に資金が足りない場合などに利用するのには時間がかかりすぎて間に合わないわけです。

 

そこで必要になったらすぐに融資を受けたい自営業に向いているのはカードローンなのです。

 

カードローンなら初めての融資の申込でも即日融資が可能な場合が多く、そうでなくても短い日数で融資を受ける事が出来ます。またあらかじめカードローンを申し込んでおけば必要になったときに何時でもすぐに預金を引き出すような感覚で融資を受けられますので、特に短期間の資金には最適と言えるでしょう。

 

その代わりにデメリットもあります。

 

一番大きなデメリットは金利が高いことです。カードローンの場合貸金業法で定める上限金利の高金利であることもありますし、高金利な場合は長期間利用すると、金利で利益がなくなってしまいます。またあまりに大きな借入にも向きません。やはり金利が高いからです。

 

しかしカードローンでも自営業者として事業用資金にも使う前提で申し込んでおけば、年収の3分の1までという制限がなくなりますので、ある程度までは十分ですし、また借入金額が多くなると金利が安くなる仕組みになっていますので、ある程度大きな借入をした場合には、むしろ金利が少なくなる場合もあります。普段からカードローンを用意しておくことで資金力に余裕が出来るので、自営業にはとてもおすすめです。

 

安定した収入があれば問題なし!

カードローンが自営業向けでおすすめなのは確かですが、でも実際にはカードローンは自営業には中々貸してくれないと言うイメージがありませんか。確かに勤め人よりも自営業の方が審査が面倒で慎重です。これは身分を保証をしてくれる存在がありませんから仕方のない事だと言えます。しかしどこのカードローンも自営業だと利用できないと決めているところはありません。

 

大手のカードローンは銀行であれ、ノンバンクの貸金業者であれ、どこも自営業者にも融資をしています。問題は安定した収入があるかどうかです。安定した収入と言うのは漠然としていて一体どういうものかわかりにくいのですが、まずは事業に継続性があるかどうかです。新たに事業を始めたばかりだとまだどうしても、安定した収入があると言いにくいでしょう。

 

 

ですからまずどのくらい続いている事業であるかが重要になります。特に一年以上続いていて、前年度の収入証明書が出せる事が非常に重要です。自営業は審査が通らないというのは、ほとんどは事業を始めて1年以内にカードローンやクレジットカードの申込をしているためで、それでは安定した収入とは中々判断してもらえないからです。

 

逆に収入が少なくても事業の継続が2年目に入るとカードローンの審査も通りやすくなります。また収入が少なくても他社に借入がなければカードローンが作れる可能性が高いと言って良いでしょう。単純に収入だけでなく借入とのバランスが重要になってきます。

 

消費者金融のカードローンの場合は貸金業法の総量規制の対象になりますので年収の3分の1までとはっきり融資の上限額が決まっているので、既に借入があって、新たな申込で上限額に近づくようだと、審査は厳しいものになります。

 

また一般的にカードローンは申込のときに身分証明書だけで申し込める事になっています。消費者金融の場合は50万円までの融資では収入証明書は必要ありません。銀行のカードローンの場合は収入証明に関して明確な規定がなく、銀行の独自の判断に任されますので、それ以上300万円くらいまで収入証明書が不要であるところも多くあります。

 

しかし自営業の場合には申込の審査の段階で、多くの場合は収入証明書を求められると考えておいた方がいいでしょう。申し込み金額が少なければ収入証明書が必要ない場合もありますし、必要な場合は公的書類が必要になります。

 

 

勤め人の場合には代表的な収入証明書となるのは源泉徴収票ですが、自営業の場合にはありません。確定申告書や所得証明書などの公的書類が必要になります。何れにしろ収入が少なければ必ず収入証明書を求められることになるでしょう。またアイフルの場合は申し込み金額にかかわらず、自宅が勤務先である場合には必ず所得証明書を提出するように求めているようです。

 

先に起業したばかりでの融資は難しいと紹介しましたが、それはまず収入証明書がないからなので、原則的に収入証明書が不要な金額での融資の申込をすれば審査が通ることもあります。そうすればフリーになって3ヶ月と言うような状態でも十分に審査が通る可能性もあります。

 

ただ審査の途中でやはり収入証明書が必要だと言うことになった場合には他の書類で出来るケースもありますが、多くは確定申告書などの公的書類である必要があるので、追加で所得証明が必要になるようなら申し込まないようにした方が良く、最初にそのことを確認しておいた方が良いでしょう。途中で収入証明書が必要になる事がないのはアコムがあります。

 

また消費者金融でなく銀行や信用金庫でカードローンを申し込む場合は実績があると断然有利です。まずカードローンを申し込む前にその銀行に口座を作って実際に取引に使って入金や支払いの実績を作りましょう。

 

固定電話がない場合

自営業と言っても実に様々で、個人商店の自営業なら通常は店舗があるでしょうし、従業員も自分だけではなく他にもいる事が多いでしょうし、実際には法人に近い存在ですが、そうではなく自宅でフリーランスの立場で営業している場合には、営業の実態がわかりにくく、カードローンが作りにくいです。職場と住居が同じ場所であるとか、職場の連絡先として固定電話がないとかは不利です。

 

フリーで仕事をしている自営業の人の場合には勤務先が自宅であることは普通のことなので、この点が大きな問題になることはありませんが、それに対して勤務先に固定電話がないのは大変不利です。本人確認のための電話は自宅の固定電話ではなく携帯電話でもかまわない事が多くなっていますが、勤務先の在籍確認は固定電話でなければならないとしているのがほとんどです。

 

これは本人であるかどうかは身分証明書で確認できますが、勤務の実態があるかどうかは在籍確認するしかないからです。自営業の場合には特別何らかの営業の実態を示せるようなものがない場合も多く、取引先に在籍確認することも以前はありましたが、今は難しくなっているので固定電話は必要だと言えるでしょう。

 

実は電話による在籍確認を勤め人の場合には源泉徴収票を提出することで省略できるとしているカードローンも多くなってきていますが、自営業の場合にはそれに相当するような書類が誰にでもあるわけではありませんので、どうしても電話による在籍確認は省略しにくいわけです。何らかの営業許可証などが公的にある場合にはそれを提出することで電話の在籍確認を省略できる場合もありますが、そう言うものがあることは多くはないでしょう。

 

この為に多くのカードローンでは自営業の場合には勤務先の固定電話は必須となっています。もちろん勤務先は自宅と同じ場所でもいいわけですので、そこに自宅の固定電話でもかまいません。ただし一般的な固定電話ではない携帯電話や050ナンバーのIP電話ではだめです。そういう電話番号は電話番号と住所が関係ないわけですし、簡単に番号を変更できるのでそこに確かに勤務していると言う証明にはなりにくいからです。

 

この為にモビットでは固定電話が勤務先にないと申し込みする事が出来ません。アイフルも必ず固定電話を書くようになっています。

 

固定電話が必須ではないのはアコム、プロミス、三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローンとなっています。

 

プロミスは営業証明書などを提出できれば固定電話がなくても良いことになっています。また三井住友銀行カードローンははっきりした基準はなく、申込が可能になっています。

 

みずほ銀行カードローンは仕事用の携帯電話から申し込みダイヤルに電話することで申込はできるようになっています。この為に結局固定電話がなくても手軽にカードローンを申し込めるのはプロミスとアコムと言う事になります。

 

自営業で固定電話がない人は多くはないかもしれませんが、一般の顧客と直接取引きのない業種の場合には携帯電話だけで済ませていることもあると思います。融資が受けやすくなるから固定電話を引くと言うのは大変かもしれませんが、実際に事業をしている実態があるかどうかわかりにくい自営業ですので、固定電話の有無は大変大きな差になっていると言うことになります。

 

この為に固定電話がないと選べるカードローンがかなり限られたものになってしまうことになります。

 

自宅で仕事をしている場合には固定電話は当然家の電話と共用と言うことになりますが、その場合に気をつけたいことに家族が出てしまうのを防ぎたいと言う事があるかも知れません。これには在籍確認の電話をかける時間を指定できるので、自分が家にいる時間にかけてもらうことで避けられます。

 

まとめ

生活費やレジャー費などに使う勤め人と違って資金があればビジネスが広がりより多くの利益を得る事が出来る可能性があるのが自営業ですから、積極的に借り入れをしてどんどん使っていく事が必要ですし、とても大事になってきます。

 

資金がないからと言って事業を制限するのは大変もったいないことです。

 

ビジネスのチャンスを逃さない為に、積極的なビジネスをするためにもカードローンはとても役に立つツールと言えます。

 

特に必要になったときだけ借り入れて収益が上がればすぐに返済する事が出来るので、公的融資などに比べて高金利でも実際に支払う金利手数料の総額は小さなもので済むのがカードローンの大きな魅力ですし、特に自営業向きという理由です。これは一定の収入で返済していくことになる勤め人とはまったく違う条件です。

 

カードローンの契約は借りられる上限額を決める契約ですので、契約してカードを作っても実際に借り入れなければ金利手数料がかからないわけですので、あらかじめ資金が必要になることを見込んで普段から有利な契約を用意しておくのがベストです。

 

しかしそれが出来ていない場合でもその場で申込をして即日融資を受けることも十分に可能ですし、そういう短期間に出来る資金調達は正に自営業のための仕組みと言って良いでしょう。

 

自営業をはじめたばかりの頃は、当然ですが売り上げも中々安定しないものですし、考えていなかったような出費も多くあるもので、どうしても資金不足になりやすいものです。しかしそれを避けるために十分な資金を用意しての起業は中々出来るものではありませんし、最初の頃は特に短期的な資金繰りに苦しむ事が多いでしょう。そういうときにこそカードローンを上手く使っていく必要があります。

 

起業して間がなく、まだ前年度の収入証明書などもない状態ではカードローン以外の融資は難しいと言って良いですし、実際にはカードローンもかなり限られたものになります。そういう状態でも利用できるカードローンがありますのでまずはそれを使うことをおすすめします。

 

一番のおすすめは、固定電話がなくても、前年度の所得証明書がなくても申し込む事が出来るアコムです。

 

収入証明書が不要な借入額と言うのは50万円までですので、この金額の借入であったら、カードローン会社による金利の差はそれ程多くありません。それを越えると、特に100万円以上の借り入れではより安い銀行カードローンとの金利の差が広がりますが、金額が少なければそれほどではありませんので、特に資金繰りとして短期間で全額返済できる前提での借入なら気にする必要はないでしょう。

 

出来る限り速やかに返済する事を重視するべきであって、長期間の借り入れになるようなら、他の融資に借り換えを検討するようにすれば良いでしょう。

 

自営業でも数年以上の実績があり、連絡先もあり、所得証明書などの公的書類も用意できるのなら、銀行のカードローンを申し込んで金利を抑えるのもいいですが、その場合にでも借入金額が少ないとそれ程金利が安くならない場合も多くどうしても銀行の方が良いといえないかもしれません。

 

時間に余裕がある場合や、設備投資などの長期的な借り入れなら、申込は難しいですが公的資金を考えるのが一番いいです。公的資金は短期的な資金繰りにはあまり向きませんが、他の小さな借入を整理できますし、余裕があるのなら資金繰り用としてもおすすめです。しかし借りる事が出来るからいって使い道もないのに借りてしまうことは決しておすすめできません。使い道を良く考えてから借りましょう。